不動産コンサルティング
■『不動産コンサルティング業務』の定義
『依頼者との契約に基づき、不動産に関する専門的な知識・技能を活用し、公正かつ客観的な立場から、不動産の利用、取得、処分、管理、事業運営及び投資等について、不動産の物件・市場等の調査・分析等をもとに、依頼者が最善の選択や意思決定を行えるように企画、調整し、提案する業務』とされています。
また、『コンサルティング受託者は、企画提案後の事業執行段階で発生する売買仲介や管理など、コンサルティングとは別の業務の受託を前提としてはならない』ともされています。
そのため、『企画提案型コンサルティング契約』は案件について、企画提案書を作成し提出・説明した段階で報酬を頂戴し、その後、企画提案書の中から選択した業務を進めていく場合は改めて『業務執行型コンサルティング契約』を交し、業務が完了した後に報酬を頂戴する流れになります。(上記とは別に事業実施を前提とした『成功報酬型コンサルティング契約』もあります)
もちろん、売買仲介が必要な場合は媒介契約を、賃貸管理が必要な場合は管理契約を、第三者に受託機会を与えた上で依頼者が選定して交すことが出来ます。
このように『不動産コンサルティング』とは、売買仲介や賃貸マンションの建築、賃貸管理等を目的とせず、依頼者や依頼者所有の不動産について最善の選択が出来るように、利益の相反しない良きパートナーがお手伝いをさせていただく業務となっております。
※事業実施を前提とした『成功報酬型コンサルティング契約』は、上記の『企画提案型コンサルティング業務』と『業務執行型コンサルティング業務』を組合わせた流れになります。弊社が総合企画を受託し、コーディネーターとして各専門業者等を指示し、事業遂行を補佐します。